きっかけ
母親の“妄想”を見ていて、きっかけは何だったんだろう・・といつも思います。
当初は、1月の頭ぐらいに「寝られない」と電話がかかってきました。
その際は、
「年金受給になっているが、今後年金が下がりそうだ・・そうなると今の貯金を切り崩して生活していくことになるが生活できるのか不安。」
ということを言ってました。
その年金が下がるというのは本人の勘違いだったよう(後に父が年金相談窓口に聞きに行きました)で、何の問題もなかったようなのですが、もうその時には症状が出つつありました。
そこから、お金のことについて異常に調べ始め、部屋の中は、家を買った10年以上前の
時の領収書やらなんやらで一杯になっていき、おかしくなっていきました。
調べると税金等自分が本当に支払うべきものを支払っていたか不安になり、「支払ってないかもしれない→追徴課税されるかも→お金がなくなるかも→不安」というサイクルに陥ったようです。
実際、私が調べた限りはすべて払うものは払っており、その後払った時の明細も出てきたのですが、そうなると「以前はなかったのにそれが出てきた→この家は盗聴されている」となってきました。
すべて勘違いなのですが、思い込んでおり現状の状況になりました。
そう考えると、そもそもすべてが【勘違い】により発生していることであると思います。
ただ、もはや「気のせいだよ」「勘違いだよ」と言っても聞き入れてもらえない状況です。
よく「うつ」等で体調を崩す場合には、仕事が原因だったりしますが、それであれば仕事を休んで環境を変える等がまだ可能性としてあると思うのですが、何分生活に関わる部分なのでそれが非常に難しいです。。